Blenderには自動バックアップ機能があるので急にソフトが落ちても大丈夫です
1. はじめに
今回はちょっとした小技として、自動バックアップ機能を用いてファイルを復元する方法を紹介します。
Blenderは大量のメモリを使うので、高負荷なレンダリングや物理シミュレーションをしている時にメモリ容量がオーバーしてソフトが落ちることがあります。私のPCはメモリ16GBしかないので、スカルプトで作ったキャラクターを複数体並べてレンダリングしようとすると結構な頻度で落ちます。
これまでは落ちてしまったら泣きながら最初から作り直していたのですが、最近Blenderにはバックアップ機能があり、直近のファイルなら簡単に復元できることがわかりました。
↓過去記事
2. 説明
2.1 復元方法
Blenderが急に落ちてしまったら慌てずにBlenderを開きなおします。開いたら左上の「ファイル」タブから「復元」の「自動保存」を選択します。
すると以下のように、自動保存されたファイルの一覧が出てくるので直前のファイルを選択すれば復元することができます。
ちなみに自動保存は2~30分単位でこまめに行われていて、また最大50個程度までファイルが残っていますので数日前のファイルも復元できるかもしれません。Blederが落ちた以外にも「間違って上書き保存してしまった」時も復元できる可能性があるのでお試しください。
2.2 上記方法で復元できない場合(自動保存されてない場合)
設定で自動バックアップ機能をOffにしている可能性がありますのでチェックしてみて下さい。「編集」タブのプリファレンスを選択します。
「セーブ&ロード」の自動保存にチェックが入っていればOKです。
3. おすすめ書籍
以下の本はお勧めです。
4. 最後に
今回は復元機能を紹介しました。個人的にもっと早く気付いておきたかった機能でした。