Python tqdmでプログラムの進行度をバーで確認する
1. はじめに
以前、Tkinterでプログレスバーを表示する方法を紹介しました。しかしこの方法はTkinterでウィンドウを作らなければ行けないという面倒さがあります。
そこで今回は簡易的に進行度を把握するために、tqdmを用いてコンソールに直接プログレスバーを表示する方法を紹介します。
2. 前準備
tqdmは標準モジュールではないのでダウンロードする必要があります。
コンソール画面で以下のようにpip(またはconda)でtqdmをインストールしてください。
3. 基本的な使い方
for文のin の後ろにtqdmをつけます。descはプログレスバーの名前になります。
すると以下のようにfor文でループするごとにプログレスバーが進捗していきます。
軽いプログラムではあまり便利さを感じませんが、for文が多く計算量が大きいプログラムでは非常に役立ちます。例えば3DデザインソフトのBlenderでpythonスクリプトを用いてモデルを作る場合などに現在の進行度をざっくり把握するためにtqdmを使っています。
4. おすすめ参考書
PyAutoGUIやOpenCVの使用方法が載っている書籍を紹介します。
この2つは非常に丁寧に書かれているのでお勧めです。
「Pythonで始めるOpenCV入門」については、Amazonの月額読み放題サービス「Kindle unlimited」に加入していれば読み放題です。
初回30日間は無料、退会も簡単なので試しに読んでみてもよさそうです。