機械系エンジニアの備忘録

20代独身社会人。仕事では機械・機構の研究開発を行っているエンジニアが、自分の専門分野ではないpythonを扱って楽しむブログです。

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Pythonの進行度をバーで表示するためのtqdmの使い方

Python tqdmでプログラムの進行度をバーで確認する

 

1. はじめに

以前、Tkinterプログレスバーを表示する方法を紹介しました。しかしこの方法はTkinterでウィンドウを作らなければ行けないという面倒さがあります。

www.stjun.com

そこで今回は簡易的に進行度を把握するために、tqdmを用いてコンソールに直接プログレスバーを表示する方法を紹介します。

 

2. 前準備

tqdmは標準モジュールではないのでダウンロードする必要があります。

コンソール画面で以下のようにpip(またはconda)でtqdmをインストールしてください。

pip install tqdm
conda install tqdm

 

3. 基本的な使い方

for文のin の後ろにtqdmをつけます。descはプログレスバーの名前になります。

import time
from tqdm import tqdm

for i in tqdm('mechanical engineering', desc="進捗"):
    time.sleep(0.2)

すると以下のようにfor文でループするごとにプログレスバーが進捗していきます。

軽いプログラムではあまり便利さを感じませんが、for文が多く計算量が大きいプログラムでは非常に役立ちます。例えば3DデザインソフトのBlenderpythonスクリプトを用いてモデルを作る場合などに現在の進行度をざっくり把握するためにtqdmを使っています。

 

4. おすすめ参考書

PyAutoGUIやOpenCVの使用方法が載っている書籍を紹介します。

この2つは非常に丁寧に書かれているのでお勧めです。

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