OpenCVの標準関数であるcountNonZero()を用いて、二値化画像から白部分と黒部分の面積(割合)を求める
1. 誰に向けた記事か
・pythonを勉強している人
・OpenCVに興味がある人
・画像処理に興味がある人
※初心者向けにpythonの勉強法とその手順を記事にしました。
2. はじめに
以前、OpenCVに標準で搭載されている関数を使って画像の二値化を行いました。
今回、二値化画像から白色部分と黒色部分の面積をカウントして、写真全体に対して黒と白がどのくらいの割合で存在するか表示したいと思います。
上記を使えば、例えばSEM画像の処理とかにも使えると思います。
3. コードと実行結果と説明
3.1 コード
上記を実行すると冒頭の画像のように元画像、二値化画像、黒色と白色の面積割合が表示されます。
3.2 説明
まず次のthreshold()で画像を二値化します。引数の説明は冒頭の過去記事をご覧ください。
次に画素数を調べます。
まず .sizeで画像全体の画素数を取得します。
次にcountNonZero(img_th)で白部分の画素数を取得します。
countNonZero()は、画素が黒色(=0)以外の時にカウントアップする関数です。
今回、黒(=0)と白(=255)だけなので白色の画素数をカウントできます。
黒色の画素数は「全体の画素数ー白色の画素数」から算出します。
最後に、白色の面積割合は白色の画素数÷全体の画素数、黒色の面積割合は黒色の画素数÷全体の画素数で、それぞれの面積割合を算出します。
※もし面積の絶対値を知りたい場合(例えば白の面積●●cm^2など)、スケールバーから写真全体の画素数と面積を結び付けてあげれば、黒色の面積と白色の面積の絶対値が得られそうですね。
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