機械系エンジニアの備忘録

20代独身社会人。仕事では機械・機構の研究開発を行っているエンジニアが、自分の専門分野ではないpythonを扱って楽しむブログです。

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Blenderのスカルプトのマスク機能を使って画像から簡単にモデリングする

マスク機能を使うと複雑な形状でも簡単にモデリングできて非常に便利です

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こちらが作った薔薇です。近くで見ると花びらが繋がっていたり変なところも多いですが、遠くから見る分には結構良い感じです。ネックレス風にして作ったモデルに着せてみました。

 

1. はじめに

薔薇などの花びらが多いモデルを板ポリなどで真面目に作ろうとすると結構大変です。そこで何とかズボラな私でも手軽に作れないか試行錯誤したところ、スカルプトのマスク機能を使うと比較的簡単にそれっぽい薔薇が作れることがわかりましたので紹介します。

 

2. 作り方

まず平面を用意します。

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スカルプトの綺麗さはモデルのメッシュ数に依存するのでメッシュを細かくしていきます。まずCtrl+Rのループカットで片側40で切ります。

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同じようにもう片側もCtrl+Rのループカットで40ほど切ります。

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次にモディファイアの細分化で値を2くらいにして細かくします。

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最終的にはこのくらい細かくなりました。

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次にスカルプトに移ります。

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ブラシはマスクを選び、右側のテクスチャからマスクを選びます。

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そしたら右側のテクスチャプロパティから赤丸の開くをクリックし、マスクに使用したい画像を開きます。今回は試しにドクロの画像を使います。

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するとこんな感じで画像をマスクとして使えるようになります。マスク画像は右クリックで移動、Shift+右クリックで拡大縮小ができますので、平板の中央にドクロのマスク画像がくるように調整します。

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後はマスク画像の上から塗っていくと、ドクロマークの形に沿ってマスクを塗ることができます。

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後は左のブラシ欄から移動のマークを選択し、Z方向(板の垂直方向)に移動させます。

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そうするとマスクが塗られていないマークの部分だけ厚みが付きます。

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次にスムースブラシで角を取り綺麗にしました。

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次にボックストリムで要らない部分(ドクロマーク以外の部分)を除去します。

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トリムをして削った部分はこのように面が開いてしまうので、編集モードで面を閉じていきます。

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これで完成です。

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3. 応用:薔薇を作る

先ほど紹介した方法と同じ方法で薔薇を作ることもできます。今回は薔薇のフリー画像をマスク画像として使用させて頂きました。

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更にシンプル変形のテーパーをZ方向にかけると、花の丸まりを表現できます。

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色を付けるとこんな感じです。

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最後に仕上げでスカルプトのスムースとクリースを使って花びらのボコボコを滑らかにしたり、縁を立たせて綺麗にしていきます。

これで完成です。時間にして5分ほどで作れる割には結構良い感じです。

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4. おすすめ

以下の本はお勧めです。

 

5. 最後に

今回はスカルプトのマスク機能を利用したモデリング方法を紹介しました。好きな画像を簡単にモデルに出来る方法で非常に便利なのでぜひ試してみて下さい。