機械系エンジニアの備忘録

20代独身社会人。仕事では機械・機構の研究開発を行っているエンジニアが、自分の専門分野ではないpythonを扱って楽しむブログです。

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【Blender #12】人型のオリジナルキャラクター作成(part2):体編

スカルプトを利用して女性キャラクターを作成。今回は体編

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こちらが完成画像part2になります。

part1から、刀に炎と煙を付け、更にカメラにパースを付けてみました。ゲームのキャラに近づいたんじゃないでしょうか。

 

1. はじめに

人型オリジナルキャラクター作Part2になります。

今回は体をモデリングしていきます。

Part1の顔編はこちらから。

www.stjun.com

 

2. モデリングの作業風景

今回も作成手順などは多すぎるのと自分への備忘録なので細かい所は省略して概要と作業風景のみ説明します。

身体のモデリングは主に、①メッシュ押出で腰~肩までの基本モデルを作成、②スカルプトで手足を作成、③スカルプトで細部を修正になります。

 

2.1 ①メッシュ押出による基本モデルの作成

キューブ(六面体)のメッシュを細かくして、そのあと押出(Eキー)、移動(Gキー)、拡大縮小(Sキー)、ループカット(ctrl+R)を駆使して大まかな形を作っていきます。

私は自分の体を触ったり見ながら作りましたがすごく大変でした。

例えば次の本のように参考にできる本などがあるといいです。

こんな感じになります。

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 ちなみにこの状態でもサブディビジョンサーフェスを掛けるとそれっぽく見えます。

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ここまで出来たらスカルプトに入ります。

 

2.2 ②スカルプトで調整

次にスカルプトで調整に入ります。

気を付けるところとしては

・鎖骨

・胸部のふくらみ

助骨

・腰と太ももの付け根

・お腹のふくらみ

・肩~腕にかける部分のふくらみ

に気を付けてスカルプトで調整しました。

ここはひたすら画像やイラストを見て何度も調整しました。

筋肉を意識するだけですごくそれっぽくなるので、今後もっと勉強したいと思っています。

とりあえず出来上がりはこんな感じです。この後調整しますので今のところはこんな感じで十分です。

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2.3 ③足と手の作成

次に足と手を作っていきます。

先ほどの基本モデルからスカルプトで手足を伸ばし作っていきます。

また手の指は別途キューブを追加し、伸ばした腕の先にくっつけてスカルプトで手の形にしていきます。

脚はひざを少し盛り上がるようにし、太ももの内側に筋肉を付けていきます。また脛部にも肉を付けていき足首に向かって細くなるようにします。

ここら辺もたくさんのイラストや画像を見て作りました。

こちらが手になります。近くでみると少し変ですが、遠目に見れば細部は分からないので私はこのくらいでOKにしました。

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脚はこんな感じです。

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2.4 ④細部の修正

最後に全体を見ながら細部を修正してこのような感じになりました。

 ちょっと顔が大きくなってしまいましたが、これはこれでありな気がします。

ポーズを付けた後に多少修正を加えるので今の時点ではこれでOKとします。

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2.5 ⑤刀の作成

刀は主に、刃と柄とツバの3つに分けて作りました。

作り方はこちらを参考にしました。

Blender 3DCG モデリング・マスター

Blender 3DCG モデリング・マスター

 

色々作って検討しました。

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3. おすすめ書籍

以下の本は非常にお勧めです。

Blender 3DCG モデリング・マスター

Blender 3DCG モデリング・マスター

  • 作者:Benjamin
  • 発売日: 2016/11/19
  • メディア: 単行本
 

 

4 最後に

今回は体と刀を作りました。

これで顔と小物が完成したので次回はボーンを設定しポーズをつけます。