1. この記事は誰に向けた記事か
■ これからカメラを始めたいと思ってる人
・いきなり数十万のカメラを買うのは怖いからまず安いカメラで手軽に試してみたいけど画質は妥協したくない方
・1〜2万円程度で買えて写りの良いカメラを探している方
・軽量・コンパクトで旅行やちょっとしたお出掛けに持ち運べるカメラを探している方
■ カメラ好きな人
・サブカメラを探している方
・今までSIGMAのカメラを使った事が無くて試してみたい方
・foveonセンサー搭載のカメラを手軽に試してみたい方、また作例を見てみたい方
2. はじめに
皆さん写真撮るのは好きですか?
最近はスマホカメラの画質が非常に良くなっており、また近年は高価格帯のカメラばかり発売されることから、カメラ好き以外はあまりカメラを買わないのではないでしょうか。
しかしちょっと待ってください!!実は1万ちょっとで高価格帯ミラーレスカメラに匹敵する画質の写真が撮れ、かつコンパクトで軽いカメラが買えてしまうんです。
そのカメラこそ「SIGMA DP2」であり、私が最初に買ったカメラであり、今でも現役で使用しているカメラになります。
今回、SIGMA DP2を使い続けて感じた利点・欠点と作例をいくつか紹介したいと思います。
3-1. 利点1:画質が良い
DP2は2009年に発売と10年以上前のカメラになりますが、非常に画質が良く現役で活躍してくれています。
以下に作例を載せます。
家庭菜園の様子を軽く撮った写真ですが土の湿った感じなどが良く表現されています。
こちらは冬の朝に窓の結露を撮った写真です。
こちらは花を撮った写真です。こういった色味の被写体も得意なのがこのカメラの良いところだと思います。
もちろんテーブルフォトもいけちゃいます。焦点距離(焦点距離が小さいと広く物を写せて焦点距離が大きいと遠くの物を写せる)が換算約40mm程度と人の視点に近いので、目で見たままの風景を写真に切り出すことができます。
風景写真もいけます。(私は風景写真が苦手なのであまり良い作例ではないですが...)
3-2. 利点2:安くて軽い
まず何と言っても値段です、約1.5万円程度で買えてしまいます。しかも重量は約260gと非常に軽いです。
またSIGMAのカメラはカメラ好きの中でもSIGMAが大好きなコアなファンばかりが買うので、大切に使われていたのか程度の良い中古品が多いイメージがあります。
実際、私は2016年に店舗で1.2万円で非常に保存状態の良い中古品を買い、実際に約4年間トラブル無く使えています。
またサイズ感が分かるようにiphon7と比較した画像を載せます。
厚みはありますが大きさ自体はiphone7より小さいので、出かける時にバックに忍ばせておいても不便を感じないのも魅力だと思います。
3-3. 欠点:夜の撮影には向かない
このカメラ、一般的なカメラとはセンサーの構造が違うので夜の撮影は向いていません。(DP2に搭載されているセンサーはfoveonセンサーと言います、一般的なカメラのセンサーはカラーフィルターを用いたベイヤー式センサーなど呼ばれます。)
どうして向いていないのかと言うと、iso感度をあげられないからです。
Iso感度とは簡単に言うとセンサーがどれだけ敏感に光をキャッチするかの指標で、iso感度を上げると暗いところでも明るく写るが同時にノイズも増えてしまい画質が低下します。
例えば近年大人気のsonyのα7ⅲなどはiso6400でも十分綺麗に撮影できるのに対し、DP2はiso200程度からノイズが大きくなりあまり見れた写真ではなくなってしまいます。
対策としては内蔵のフラッシュを使い、アンダー気味に(露出を下げて)撮り、現像の際に明るさを持ち上げて明るくすることで次のように何とか夜の撮影もできます。
ですが成功率が著しく低いので、このカメラでの夜間撮影は諦めましょう。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
興味がありましたらぜひ購入を検討してみてください。
一応amazonのリンクを貼っておきますが、もしお近くの店舗に中古品がありましたらぜひ手に取って触って頂くと遊べそうなカメラだなと感じると思います。
それでは良いカメラライフを!