処理の中身を完成させよう
1.はじめに
前回は必要な部品(ラベル,チャックボタン×5,ボタン)を作り,チェックボタンのチェックの有無を判別し,チェックの有無で処理を変える方法を記載しました。
for i in len(Check_list_val):
if Check_list_val[i].get()==True:
処理A
else:
処理B
↓前々回、前回記事
ここまできたら後ちょっとです。ボタンを押したらチェックの有無を確認し、チェックの有無で処理を変えるように少し書き換えてあげましょう。
2. コード
前回と同じなため省略します。
3. 説明
前回,チェックボタンのチェックの有無はget()で取得し,if文でチェックがついてたら(=True)処理Aを,チェックがついてなかったら(=False)処理Bを行うコードを書きました。
for i in len(Check_list_val):
if Check_list_val[i].get()==True:
処理A
else:
処理B
これを関数としてまとめて,ボタンを押すと関数を実行するよう設定してあげれば良いだけです。
コード例は以下になります。
ここまで読んでくれた方にはもう説明はいらないと思います。
終了したタスクの数は,if Check_list_val[i].get()==True:だったら空のリストtext_anserにappendで1を入れ,これをタスクの数(=5回)繰り返します。最終的にlen(text_anser)で要素の数を取得し、終了したタスクの数を数えています。
また復習ですがtk.Buttonの中にcommand=Click_buttnを記載することで、ボタンを押すとClick_buttn関数が実行するようにしてます。Click_buttn関数の中は、前回やったようにチェックがついてたら(=True),横に黒字で「タスクは終了しました」というテキストを出現させ,チェックがついてなかったら(=False),横に赤字で「タスクは未解決です」というテキストを出現させて,最終的に5個中何個終了したかをボタンの横にテキストで表示させてます。
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4.最後に
これまでボタンやチェックボタンといったtkinterの基本機能を紹介しました。。
次回はタイマーを作ってみます。
↓次回記事